脳梗塞発症後は喜怒哀楽が激しくなったり子供っぽくなる事も!?

脳梗塞の後遺症なのか微妙なのですが、脳梗塞の前と後では性格が変わってしまう事が多くあります。根本的な性格はあまり変わっていないように感じますが、怒りやすくなったり、泣き虫さんになったり、子供のように騒いだり…喜怒哀楽が非常に激しくなる事があります。単に悲しい映画を見た時や、何か悲しい事があった時に泣くくらいならば、「感情の豊かな人なんだなぁ。」っと流せる部分もあるのですが、怒った時が結構大変です。

感情の変化が激しく、喜んだと思ったら怒るんです。さっきまで何事もなく楽しく会話をしていても、ちょっと気に入らない事があれば怒り出します。私の母の場合は怒るというよりスネルという感じなのですが、これが長いです。中には怒鳴り散らしたり、物や人に当たってしまう人もいます。怒る・スネル以外の感情は怒るに比べると短いように感じます。気に入らない事があったときは、とことんしつこいです。

私の母の場合、自分は脳梗塞での何かしらの影響はないと思い込んでいるので、「お母さんは座って待っててね。」と言われるだけで怒り、スネます。周りが自分に気を使っているのも年寄扱いをされていると思い込んで起こります。実際に年寄なのですが、その自覚も全くないようです。

父が仕事で遅くなった時、100%母から携帯に電話が入るそうです。運転中の父が電話に出ないと怒ります。その為に父はイヤホンを付けるようになったのですが、電話に出たら出たで怒るのです。「運転中に電話に出たら危ないでしょ!」と。この前なんて車のラジオの声が聞こえたらしく、「誰といるの?」と浮気を疑い怒り出したんです。

こんな時、あなたならどうしますか?「電話に出ないと怒るからイヤホンつけて出れるようにしたんでしょ!」って言いませんか?「ラジオでしょ!」って言いませんか?父はこう言いました。本当の事ですし、私もそう言うと思います。しかし、このまともな言い訳でも、母には伝わりません。泣き崩れて喚いて、怒って。あげくに家を飛び出してしまう始末です。

私や姉が「違うって言ってるでしょ!」と母を怒ると、母は子供以上にスネます。「私が被害者なのに父を守るなんて最低な子供。産むんじゃなかった。」とまで言いましたよ。ラジオでそんなに怒れる母が羨ましいですが、父が気の毒です。浮気なんてとんでもない。母の看護をしながら仕事も一生懸命に頑張ってくれています。

そうそう、父が頑張り過ぎているようで、父が最近痩せて来た様子が気になります。母も「父が痩せてるから仕事休ませたい。」と泣きながら電話してきました。疲れている様子も見られたので事情を説明して1日お休みを貰ったのですが、休むと「働かない!」って怒るんですよね…。実に難しい。この理不尽な喜怒哀楽はさすがに母だけだと思ってましたが、結構多く見られる症状のようです。

このような場合、「本当はこうなんだよ。」という説明をしても無駄な時、もう言い訳をしたり、言いたい放題の母に言い返したり、怒ったりはしない方が良いそうです。余計に怒るだけでその場がおさまりません。こんな時こそ私たちは『仕方ない事なんだ。こういう事もあるんだ。』と理解して支えてあげなくてはいけません。父は何1つ悪い事はしていないのにも関わらず、いつも「ゴメンね。」と母に言って、母を落ち着かせています。

こちらからすれば冗談のつもりや、ちょっと注意しただけであっても、脳梗塞の患者からすれば、悪口を言われた、怒られた、バカにされたという解釈をする事も多いです。大変だとは思いますが、こちらか話しかける時、何か説明する時などの言葉を選んで話すようにしてあげましょう。

Categories: archive