脳梗塞かもしれない人を見つけたら…何より先に救急車を!!

脳梗塞は発症した瞬間から脳が死んでいく恐ろしい病気です。想像してみてください。せっかく命が助かったのにベットから出る事が出来ない生活、何をするにも誰かに助けてもらわなければいけない生活、話せない、食べれない、そんな生活になったとしたら、生きていてよかったと思えますか?酷い場合には植物状態になり意識もないまま生きる事になります。更に酷い時には死んでしまいます。どんな状態であっても生きている方が良いともいいますが、現実として考えてみてください。

残酷な言い方かもしれません。ですがハッキリ言います。生きていても辛いのは本人だけではなく、支える家族もです。生きている事を悔やむ人もいます。悲しい事ですが、「死んだ方が良かった」と実際に言う人も多いんです。そんなの辛いですよね。そうならない為にも、できるだけ脳が死ぬ前に、症状(後遺症)が軽く済むように、1秒でも早く治療を開始しなければいけません。

家で過ごしている時に家族が倒れるかもしれません。職場で一緒に働いている人が倒れるかもしれません。学校で先生が倒れるかもしれません。道で全く知らないただの通りすがりの人が倒れるかもしれません。いつ、どこで、誰が倒れるかなんて分かりません。しかし、急に意識を失うように倒れたり、激しい頭痛を訴えるような倒れ方をした場合、脳梗塞(他、脳卒中)の疑いもあります。即座に脳梗塞だと判断するのは難しいとは思いますが、脳梗塞かもしれない人に遭遇した時は、何よりも先に救急車を手配してください。

例えば人がたくさんいる場所で誰かが倒れてしまった時、『誰かが救急車を呼ぶだろう』という発想になってしまう事もあると思います。でも、もし全員が同じ考えを持っていたらどうでしょう?誰も呼ばないなんて事になるかもしれません。別に全員が救急車を呼んでも構いません。呼ばないよりはマシです。

一緒にいる知っている人や家族が倒れた、家で家族が倒れたという時、『車で病院へ運ぼう!』や『タクシーを呼んで病院へ行こう!』という発想になってしまう事もあると思います。特に意識がある場合は有りがちな発想です。救急車を呼ぶ事に抵抗を持つ事もあるでしょう。しかし、車やタクシーは信号を守らなくてはいけません。それだけでも数分~数十分遅くなってしまいます。意識があったとしても、脳梗塞のような一刻を争うような事態も想定できます。明らかな異常を感じるのなら、救急車を呼んでも問題ありません。

倒れた人を見たら「大丈夫ですか?」と声をかけるのは当然かもしれません。家族なら余計にそうなるでしょう。しかし、声をかける事は救急車を呼んだ後でもできます。何か処置を試みる事もあると思いますが、これも救急車を呼んでからでもできます。また、救急車を呼ぶと同時に症状を説明して、救急車到着までの正しい処置法を聞くこともできます。

結果的に脳梗塞でなかったとしても、早く病院に到着して、早く医師に見てもらい処置してもらう方が、どんな病気であっても良い事は間違いありません。救急車を呼ぶのは迷惑だと思うかもしれませんが、救急車をタクシー代わりに使うのが迷惑なのです。明らかに元気で歩いてでも病院に行けるような人が呼ぶから問題なのです。本人が自分の力で病院に行けない場合は呼んでOKなんです。家族は付き添えば良いのです。

脳梗塞は1秒でも早い処置が大切ですが、病院に着いたからすぐに処置が始まるわけではありません。脳梗塞なのかどうか、検査も必要です。検査の時間も脳は死んでいきます。その時間も考慮すると救急車で1秒でも早く病院に到着しなければいけないという事は分かりますよね。

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