脳梗塞になると後遺症が残る可能性は100%って本当なの?

脳梗塞は最悪の場合ではそのままお亡くなりになってしまうケースも少なくないのですが、早く医師に診せて処置をする事で死は避ける事が可能な事も多い病気です。しかし、脳梗塞になるとその後の後遺症に悩む事が非常に多いものです。脳梗塞になると後遺症が残るというのは聞いた事があると思います。「脳梗塞で倒れたんだって…。」という会話が出たとすれば「大変だね…。」と続く事が多いのは、その後の後遺症の看護に対する“大変”である事も少なくないのです。脳梗塞になると100%、確実に後遺症が残ってしまうのでしょうか?

脳梗塞は血管が塞がったり詰まったりして、血液が流れないようになってしまう病気ですが、血液が流れなくなると、流れるはずだった場所はどんどん機能を低下していき、いずれは機能しなくなってしまいます。脳梗塞になった瞬間から劣化し始め、どんどん脳が死んで行きます。早く脳の詰まりを解消して血液を流してあげなければいけません。1度死んだ脳の部分は、血液が流れ始めても生き返る事はありません。

脳梗塞になった瞬間から脳の劣化や死が始まってしまうのですから、後遺症が残る可能性は100%です。脳梗塞になった場所によって、治療を始めれた時間によって、後遺症の症状も様々になるので、目立つものでなかったり、特に気にならない程度である事もあるかもしれませんが、少なからず、脳は何らかのダメージを受けているので、なんらかの後遺症が残ってもおかしくないのです。

脳は体中に命令を出して、その命令を聞いて体は動くと言われています。大袈裟な例えをしますが、「食べろ!」と命令する部分が死ねば食べれない、「歩け!」という部分が死ねば歩けないという事になります。イメージはこんな感じで良いかと思います。脳内のどこで脳梗塞になったのか、どの部分が死んだのかというのは、とても重要ですね。

死んだ脳は生き返らないと言いましたが、脳の一部が死んでしまっていても回復を期待する事ができます。何もせずに元の状態に戻るのが厳しいだけであり、リハビリをして体にもう1度覚え直しをさせて、機能させる事は可能なのです。脳梗塞で倒れたのに何もなかったという人は少ないと思います。みんなリハビリを一生懸命にして、なんとか普通の生活を遅れるようになった、努力をしてきたという人がほとんどだと思います。社会復帰をする事ができた人も、症状が軽かったのではなく、リハビリで大きく回復したという人が多いです。

せっかく命が助かったのなら、リハビリをしてできれば社会復帰、少なくとも普通の生活と言えるような生活ができるようになって欲しいですよね。その為にはリハビリができる状態でなければいけません。リハビリで回復を期待できる程度にならなければいけません。

リハビリができる状態にするには、できるだけ脳が死んでしまう前に病院で処置を受ける事です。脳梗塞の軽度・重度によっても変わってくるかもしれませんが、どちらにしても早い処置をして損をする事はありません。脳梗塞は発症してから4・5時間を過ぎると薬の投与ができなくなってしまいます。最低でも4・5時間以内に薬を投与してもらわなければいけません。これを超えると回復の期待も一気に下がってしまいます。

4・5時間以内であっても、早いに越した事はありません。例え、病院内で脳梗塞を発症してしまったとしても、10秒後に薬が投与されるのかと言えばそうではありません。「脳梗塞だ、脳の血管が詰まっている。」という検査結果が出ないと薬は投与できないのです。このような検査も時間も踏まえて4・5時間以内、更に早くが大切です。

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